損害賠償

損害賠償
はじめに
損害賠償は、民法709条・不法行為によるものと、民法415条・債務不履行によるものとがある。
交通事故の損害賠償は不法行為によるものが多く、”故意または過失により、他人に損害を与えた場合は、賠償しなければならない”に基ずく。
間違いました、ご免なさいでは済まないのである。
そのうち、保険で対象となるのは過失だけで、故意は免責になっている。
故意とは、わざとという事だから、保険が効かないのは、感覚的に解る筈です。

　　　　　不法行為・債務不履行

2010.07.06加筆
民法713条は、精神上の障害のある者が、責任能力のない状態にあるときに行った不法行為の損害賠償責任を負わない旨を定めている。ただし、故意または過失によって一時的に心神喪失状態に陥った者は不法行為責任を免れないとしている。

この規定により、運転中に心神喪失状態になって起こした事故は、損害賠償責任は負わなくて良く、結果として自動車保険の賠償は支払われない事となる。　　　☆心身喪失☆



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