ちょいのり保険
ちょいのり保険
24年1月1日・東京海上日動から、ちょいのり保険が発売される。
まずチラシを見ていただいた上で、説明したいと思います。


ちょっとだけ、他人の車を乗る時のための、保険と思えばよい。
1日500円、条件として他人(親・兄弟・友達)の車でなければならない。
自分の車には、きちんとした保険を掛けなさい、ということだ。
あくまでも緊急避難的な保険であり、充分な補償内容ではない。
次のようなケースでは、ちょいのり保険が必要かも
車を持っている人も、持っていない人も、他人の車を乗ることはある筈。
家族の車・友達の車、でもその保険が自分に効くとは限らない。
特に親の車は、年齢条件が自分には合っていないことが多い。
子供にも家族全部の車を運転させようと思ったら、とんでもない保険料になってしまうからだ。
友達の車だって、年齢は同じくらいだが、家族限定などが付いていて、自分には保険が効かない可能性がある。
また、保険が効くかどうか、本当のところ友達自身、解らない場合もある。
たとえ保険が効いたとしても、車を借りたあげく、保険まで使わせてもらえば、次の年の保険料も高くさせてしまう。
出来れば、自分の責任で保険を掛けたいと、思っていた人もいただろう。
そのようなニーズに、うまく応えた保険だと思う。
そのニーズは若年層にあることは間違いなく、加入方法も携帯電話からでしか入れない。
緊急避難という点から、携帯ですぐ入れるというのも、的を得た契約方法である。
いただけないチラシ
このちょいのり保険、地方では子供は子供専用車を持っていることが多く、しかし親の車は年齢条件を子供に合わせていない、結果として子供は親の車を運転出来ない。
それを一時的に可能とするわけだから、非常にいい保険だと思う。
しかし保険会社のチラシはいただけない、その1 ちょいのり割引
ちょいのり保険の利用日数により、東京海上日動への新規自動車保険の契約に、最大20%の無事故割引を適用するというくだりである。
お客様にとって一見有利に見えるが、とんでもない。
割引制度には、複数所有新規とか、家族間での割引の承継制度があり、何台か車のある世帯では、そのどちらかが適用可能であり、割引率はちょいのり保険よりはるかに大きい。
なのに【他の割引制度と比較し、有利な方をお選びください】などの文言は全くない。
普段から、お客様にとって最も有利な条件を案内するようにと言う、保険会社らしからぬチラシである。
製作ミスなのでしょうか、まさか天下の東京海上日動ですよ、・・・後は読者が考えてください。
必要な保険と、誤解を生みやすいチラシ
無保険運転を防ぐためにも、積極的なPR活動は当然だが、間違っても自分の契約者家族から,ちょいのり割引を選んでしまう人を、出さないことだ。
中には、高い保険料を取るために、ちょいのり割引で契約させようとする輩もいるだろう。
そのためにも早めの情報提供が必要だ。
これから4月ごろまでは、新社会人の車購入が増える。
遅れをとるまい。
事前登録はかまいませんが、実際の契約は、他車運転特約をもう一度おさらいしてから、本当に必要か、個別に判断が必要です。
次回はその2として、他車運転特約との比較をお伝えします。(1月1日前には)
☆続き☆
応援クリックよろしく

24年1月1日・東京海上日動から、ちょいのり保険が発売される。
まずチラシを見ていただいた上で、説明したいと思います。


ちょっとだけ、他人の車を乗る時のための、保険と思えばよい。
1日500円、条件として他人(親・兄弟・友達)の車でなければならない。
自分の車には、きちんとした保険を掛けなさい、ということだ。
あくまでも緊急避難的な保険であり、充分な補償内容ではない。
次のようなケースでは、ちょいのり保険が必要かも
車を持っている人も、持っていない人も、他人の車を乗ることはある筈。
家族の車・友達の車、でもその保険が自分に効くとは限らない。
特に親の車は、年齢条件が自分には合っていないことが多い。
子供にも家族全部の車を運転させようと思ったら、とんでもない保険料になってしまうからだ。
友達の車だって、年齢は同じくらいだが、家族限定などが付いていて、自分には保険が効かない可能性がある。
また、保険が効くかどうか、本当のところ友達自身、解らない場合もある。
たとえ保険が効いたとしても、車を借りたあげく、保険まで使わせてもらえば、次の年の保険料も高くさせてしまう。
出来れば、自分の責任で保険を掛けたいと、思っていた人もいただろう。
そのようなニーズに、うまく応えた保険だと思う。
そのニーズは若年層にあることは間違いなく、加入方法も携帯電話からでしか入れない。
緊急避難という点から、携帯ですぐ入れるというのも、的を得た契約方法である。
いただけないチラシ
このちょいのり保険、地方では子供は子供専用車を持っていることが多く、しかし親の車は年齢条件を子供に合わせていない、結果として子供は親の車を運転出来ない。
それを一時的に可能とするわけだから、非常にいい保険だと思う。
しかし保険会社のチラシはいただけない、その1 ちょいのり割引
ちょいのり保険の利用日数により、東京海上日動への新規自動車保険の契約に、最大20%の無事故割引を適用するというくだりである。
お客様にとって一見有利に見えるが、とんでもない。
割引制度には、複数所有新規とか、家族間での割引の承継制度があり、何台か車のある世帯では、そのどちらかが適用可能であり、割引率はちょいのり保険よりはるかに大きい。
なのに【他の割引制度と比較し、有利な方をお選びください】などの文言は全くない。
普段から、お客様にとって最も有利な条件を案内するようにと言う、保険会社らしからぬチラシである。
製作ミスなのでしょうか、まさか天下の東京海上日動ですよ、・・・後は読者が考えてください。
必要な保険と、誤解を生みやすいチラシ
無保険運転を防ぐためにも、積極的なPR活動は当然だが、間違っても自分の契約者家族から,ちょいのり割引を選んでしまう人を、出さないことだ。
中には、高い保険料を取るために、ちょいのり割引で契約させようとする輩もいるだろう。
そのためにも早めの情報提供が必要だ。
これから4月ごろまでは、新社会人の車購入が増える。
遅れをとるまい。
事前登録はかまいませんが、実際の契約は、他車運転特約をもう一度おさらいしてから、本当に必要か、個別に判断が必要です。
次回はその2として、他車運転特約との比較をお伝えします。(1月1日前には)
☆続き☆
応援クリックよろしく

