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ハゲタカ安住の地

お客様本位3

        初めから
保険会社が、不払いの処理を終え、お客様本位を謳いだした事は、喜ばしい事だった。
にも関わらず、ハゲタカは安住の地を得たままだ。

ハゲタカの居住区には、お客様本位は、初めから立ち入り禁止だったのだ。
これが保険会社にとっての、ハゲタカの絶滅を防ぐ、自然環境保護活動なのだろうか。

しかしお客様から見たならば、このハゲタカは保護するものではなく、害鳥として駆除されるべきものだ。
絶滅とまでいかずとも、地の果てへ追いやって欲しい、害鳥だ。

お客様本位の大合唱の声は、建物の外観・周辺の美化運動・お客様への見せ掛けのサービス向上で、終わろうとしている。

もちろん、美化運動も必要であり、環境改善という一定の成果は出た。
そこは認めるが、一番大事な害鳥駆除が、手付かずの聖域のままだ。

お客様が一番望んでいる事、それは損害が発生した時に、その補填を充分受けたいのだ。
約款上、その補填が受けられないのであれば、その約款はお客様本位ではない。

お客様本位を言うならば、お客様の希望と約款のズレを、公平の観点から許される最大限の範囲で、常に修正する努力が必要だ。

約款ではなく、運用上の問題であれば、ここで言う、いわゆるハゲタカだ。
このハゲタカは、約款の趣旨を捻じ曲げ、むしり取れるものは何でもむしり取るために、保険会社が飼っているのだ。

お客様本位とは言え、自分の飼い鳥であるハゲタカの駆除は、難しいのだろう。
おのずと聖域を作り、そこで保護する事を考えている。

厄介な事にその聖域の中には、任意基準と弁護士基準という、二枚舌も入っている。
しかしこの二枚舌、いつまで通用するのか・・・、面白い現象が出てきそうだ。
        続く

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