自賠責適用除外車

デーリ東北記事より
この和解のニュースを見て、本当に喜んだ。
今年の2月に八戸で開催された、ジャーナリストの柳原三佳氏のセミナーに、被害者の母親・仲沢陽子氏も見えていた。
セミナー終了後の懇親会で、主催者である私たち代協の役員は、自衛隊車両の事故処理の酷さも、その時初めて知った。
現在係争中と聞いたが、頑張ってくださいとしか言えなかった。
自衛隊の車両は自賠責適用除外車である事は知っていたが、補償基準も運用も異議申し立ても、自賠責と同じだとばかり思っていた。
自分の無知さと国家権力の酷さに、無力感を覚えた。
ただ全国組織として交通事故被害者を支援する組織があることを知った事は、せめてもの救いになった。
仲沢氏も仰っているが、この支援組織がなかったら、一体どうなったのだろう。
青森県はむつ市に海上自衛隊・八戸市に陸上自衛隊・三沢市には航空自衛隊と米軍基地など、自賠責適用除外車がウヨウヨ走っている。
そのような地域であれば、利害の対立する複雑な人間関係もあるだろう、仲沢氏も人間関係の苦労も大きかったと言っていた。
私たち代協は毎年街頭で、無保険車追放キャンペーンをしているが、灯台下暗しの感がする。
公道を走る全ての車に、自賠責を適用させるキャンペーンが必要なのかも知れない。
仲沢さん、本当にご苦労様でした、きっとこの和解は多くの方を助ける事になるでしょう。
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