パートナーズ
パートナーズとは
パートナーズ岩手・パートナーズ秋田という代理店は、東京海上日動が100%出資の子会社で、代理店会社である。
そこの社長は親会社である東京海上日動から出向してくる、サラリーマンであり、自らは保険募集の経験は無い。
これまでも代理店の指導経験は豊富だが、今度は社長として募集人を直接指導監督・命令までする立場である。
何故、直営の代理店が必要になったのかは、次のような業界の流れと、代理店の先見性のなさに原因がある。
1、個人代理店では、お客の多様なニーズに対応出来なくなってきた事。
2、業界の合理化にはITが不可欠であった、そしてそのIT化は代理店に業務の転嫁を押し付けることで、経費節減につながった。しかし代理店側から見れば、事務量の増大と,
IT技術の習得 が求められ、個人の能力では限界を越える状況となった。
3、いち早く法人化・組織化した代理店もあったが、一方で自らは何も出来ず、仲間からの再編成の誘いにも、頑なに拒み続け、高齢化あるいは日常の事務処理をも出来なくなった、落伍寸前の代理店が、相当数残っている。
4、そのまま落伍されたら、他社へ契約が流れる事への防止策として、どこの中核代理店にも属さない代理店のための、セーフティネットが必要になった。
5、保険会社にとっては、直営代理店を持つメリットは大きい、直接の雇用関係はない上に、直接指揮命令できる募集人を抱える事が出来る、セーフティネットの影に隠れた、おいしい料理を見逃すわけはない。
このようにして、直営代理店が生まれて来た訳だが、問題が二つある。
一つは代理店とは、契約者と保険会社の間に介在し、互いの利益が対立する事になった場合は、第一義的には公正を、第二義的には契約者の側に立つ、そういうものだと理解しているが、それが確保出来るだろうかという事。
これまでもブログに書いてきたように、保険会社と契約者の利益が対立する事は、本当に多いものです、その時に直営代理店は、契約者の側に立つ事は出来るのでしょうか。
二つ目は他の代理店との関係で、保険会社直営という優位性の元で、営業面での圧迫が他の代理店にかかり、結果的に健全な代理店の発展を阻害し、ひいては契約者の利益を守る代理店の減少につながるのではないか。
私としては元々、直営と代理店とは、その言葉の持つ意味からして、矛盾した存在であり、代理店を標榜した直販募集と思っている。
私の支社にすぐパートナーズが出来るかどうかは解らないが、出来てからでは遅い、その前に私を含めて中核代理店が、落伍寸前の代理店を編入する努力をもう一度してみるしかない。
パートナーズ代理店が出来ると一番困るのは、私を含めた中核代理店だと思うし、これまでの努力も、報われない事にもなりかねません。
応援クリックよろしく

パートナーズ岩手・パートナーズ秋田という代理店は、東京海上日動が100%出資の子会社で、代理店会社である。
そこの社長は親会社である東京海上日動から出向してくる、サラリーマンであり、自らは保険募集の経験は無い。
これまでも代理店の指導経験は豊富だが、今度は社長として募集人を直接指導監督・命令までする立場である。
何故、直営の代理店が必要になったのかは、次のような業界の流れと、代理店の先見性のなさに原因がある。
1、個人代理店では、お客の多様なニーズに対応出来なくなってきた事。
2、業界の合理化にはITが不可欠であった、そしてそのIT化は代理店に業務の転嫁を押し付けることで、経費節減につながった。しかし代理店側から見れば、事務量の増大と,
IT技術の習得 が求められ、個人の能力では限界を越える状況となった。
3、いち早く法人化・組織化した代理店もあったが、一方で自らは何も出来ず、仲間からの再編成の誘いにも、頑なに拒み続け、高齢化あるいは日常の事務処理をも出来なくなった、落伍寸前の代理店が、相当数残っている。
4、そのまま落伍されたら、他社へ契約が流れる事への防止策として、どこの中核代理店にも属さない代理店のための、セーフティネットが必要になった。
5、保険会社にとっては、直営代理店を持つメリットは大きい、直接の雇用関係はない上に、直接指揮命令できる募集人を抱える事が出来る、セーフティネットの影に隠れた、おいしい料理を見逃すわけはない。
このようにして、直営代理店が生まれて来た訳だが、問題が二つある。
一つは代理店とは、契約者と保険会社の間に介在し、互いの利益が対立する事になった場合は、第一義的には公正を、第二義的には契約者の側に立つ、そういうものだと理解しているが、それが確保出来るだろうかという事。
これまでもブログに書いてきたように、保険会社と契約者の利益が対立する事は、本当に多いものです、その時に直営代理店は、契約者の側に立つ事は出来るのでしょうか。
二つ目は他の代理店との関係で、保険会社直営という優位性の元で、営業面での圧迫が他の代理店にかかり、結果的に健全な代理店の発展を阻害し、ひいては契約者の利益を守る代理店の減少につながるのではないか。
私としては元々、直営と代理店とは、その言葉の持つ意味からして、矛盾した存在であり、代理店を標榜した直販募集と思っている。
私の支社にすぐパートナーズが出来るかどうかは解らないが、出来てからでは遅い、その前に私を含めて中核代理店が、落伍寸前の代理店を編入する努力をもう一度してみるしかない。
パートナーズ代理店が出来ると一番困るのは、私を含めた中核代理店だと思うし、これまでの努力も、報われない事にもなりかねません。
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