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TQ代理店の大統合

10月3日の日本代協企画環境委員会で、びっくりするような報告が、あるブロックの委員からありました。

某2県2支店・某保険会社の特級認定代理店(各社呼び方は違うようですが)20店のうち、3代理店を保険会社が集め、残りの17店を3代理店で吸収しろという話があったそうです。

3代理店に集約した後に、小規模代理店はそれぞれに押し込めるという構想のようです。

そしてこの協議の場での事は、一切外部には漏らさない、という誓約書も取られたとの事。

既に約1年経過したようですが、当然残りの17店に打診が行なわれたわけですから、その2県ではありの巣を突っついたような状態になり、特級認定代理店だけでなく、全代理店に伝わったようです。

もう代理業同士ではなく、猜疑心だけの殺伐とした代協になってしまったとの事です。


これまで会社の指導に従い協力し、小規模代理店を吸収し、特級認定までこぎつけ、安泰と思っていた矢先の17店の特級認定代理店、今後は一募集人となるしかないのでしょうか。

さらに、吸収する側の3代理店とて、平均6店の特級認定代理店を吸収するためには、体制整備に大きな資金が必要になるでしょう。

当然保険会社からの資本投入が行われると思います。

そしていずれ資本比率は保険会社が50%を超え、限りなく直資に近い代理店となるでしょう。

この戦略は決して、某2県・某保険会社に限った事ではなく、メガ損保はいずれ同じ戦略で来ると思います。


日本代協アドバイザー(損保協会アドバイザー?)という肩書を持った方がこう言っています。

1億3名未満の代理店は淘汰されるだろう、しかしそれでも代理店の数は多すぎる、いずれ3億・5億・10億とバーは上がるだろう、と。

今まさに実行されつつあります。


しかしそこにあるのは、保険会社の合理化戦略だけであり、顧客本位は微塵のかけらもありません、ましてや代理店など不要であり、募集人がいればよいという考えです。

直資の募集人・ディーラーの募集人・機関代理店の募集人、それで十分と考えているようです。

保険業法の目指す顧客本位とは、全く逆の方向へ向かっています。

このままメガ損保の戦略に何の抵抗もせずに、代理店を辞めますか。



前半の報告は事実です、後半は私の個人的考えです。

皆さんの意見を、賛同・疑問・反対どのような意見でもお寄せ下さい。

頂いた意見は原則匿名で、皆さんに公表したいと思います。

また今後この種のメールを望まない方は、申し出て下さい、送信を止めますので。
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