車両保険・地震津波特約
車両保険・地震津波特約
やっと電話が繋がるようになり、最初に入ってきた連絡は、車が津波で海水をかぶり、修理不能と言われたというもので、2日間で12台あった。
しかし電話をしてくる誰もが、津波では車両保険が効かないということは、初めから認識している。
念のためという感じである。
地震とそれによる津波では、保険は効きませんと答えながら、申し訳ない気持ちで一杯である。
実は効いたのである、特約に入っていたならば。
超保険を販売し始めた当初、お客様にも勧めたのだが、誰も入る人はなかった。
一生懸命、リスクを説明するのだが、誰もイメージを持てなかった。
一月後には、勧める意欲は萎えてしまい、その後誰にも勧めてはいなかったのである。
つまり残り11ヶ月の間に、新契約・更新契約を迎えた人には、津波特約の存在を知らせていなかった。
全員に勧めたとしても、恐らく誰も入らなかったと思うが、勧めていなかったことは事実である。
被災した代理店仲間の2台の車も、入っていなかった。
おそらく加入率は、0.0何%ぐらいだろうと思う。
助かったのは保険会社である、もし特約加入率が20%くらいであったら、支払う保険金は1兆円になったかも知れないのである。
火災保険の地震保険とは違い、政府の補償バックアップはない、保険会社だけでは払いきれない可能性があった。
そうでなくても、建物・家財の地震保険の支払いだけでも、1兆円を越えそうな勢いだ。
今日23日午後2時過ぎ、取扱に関する通知が出され、明日24日からは特約付帯は禁止となった。
保険会社の引受け能力を超える恐れがあると、正直に書いてある。
保険会社は、津波リスクを過小評価して商品を作り、契約者はリスクをイメージ出来ずに加入しなかった。
このようにして、車両保険・地震津波特約は、契約も支払いも無いまま、日の目を見る事無く、消えてなくなる。
しかし、お客様に勧めなかった後悔は、一生消えることはない。
この頃、後悔することばかりだ。
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しかし電話をしてくる誰もが、津波では車両保険が効かないということは、初めから認識している。
念のためという感じである。
地震とそれによる津波では、保険は効きませんと答えながら、申し訳ない気持ちで一杯である。
実は効いたのである、特約に入っていたならば。
超保険を販売し始めた当初、お客様にも勧めたのだが、誰も入る人はなかった。
一生懸命、リスクを説明するのだが、誰もイメージを持てなかった。
一月後には、勧める意欲は萎えてしまい、その後誰にも勧めてはいなかったのである。
つまり残り11ヶ月の間に、新契約・更新契約を迎えた人には、津波特約の存在を知らせていなかった。
全員に勧めたとしても、恐らく誰も入らなかったと思うが、勧めていなかったことは事実である。
被災した代理店仲間の2台の車も、入っていなかった。
おそらく加入率は、0.0何%ぐらいだろうと思う。
助かったのは保険会社である、もし特約加入率が20%くらいであったら、支払う保険金は1兆円になったかも知れないのである。
火災保険の地震保険とは違い、政府の補償バックアップはない、保険会社だけでは払いきれない可能性があった。
そうでなくても、建物・家財の地震保険の支払いだけでも、1兆円を越えそうな勢いだ。
今日23日午後2時過ぎ、取扱に関する通知が出され、明日24日からは特約付帯は禁止となった。
保険会社の引受け能力を超える恐れがあると、正直に書いてある。
保険会社は、津波リスクを過小評価して商品を作り、契約者はリスクをイメージ出来ずに加入しなかった。
このようにして、車両保険・地震津波特約は、契約も支払いも無いまま、日の目を見る事無く、消えてなくなる。
しかし、お客様に勧めなかった後悔は、一生消えることはない。
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